Series : Stars(black and white)
何度もシャッターを押す。
その度に星が増える。その星が集まり、銀河を見出す
フイルムにその光を再び当てるとそこは変容する。
光が美に収まらない怖さを認識する。



































不思議なことなのだが、私の場合モノクロのフイルムの撮影の時だけ光に光輪が現れる。光の輪を持つ光はまるで星に見える。その星をもっと見て見たいと考えたのがこのシリーズをつくるきっかけとなった。プリントされた写真に穴をあけて太陽の光を通したところを撮るのはLight seriesと一緒だが、このシリーズはモノクロのフイルムを使い、時には多重露光で何度も同じフイルムにシャッターを切る。なんどもシャッターを切るほど、フイルムに星が宿っていく

星が瞬く中で、時にそれらは時に銀河のようでもあり、時に暗闇に浮かぶ孤独な星になる。まるで星座のように、それらは人間という儚い存在に新しい物語を与えてくれる

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